6月5日(水)六戸町老人福祉センターで、【住民相互の支え合い講座】を開催しました。
<目的>高齢者世帯等が地域社会から孤立することなく、住み慣れた地域で安心して暮らせるよう、民生委員や見守りサポーター、町内会、関係諸団体等との連携を強化し、コミュニケーションを通して住民相互に支え合える地域づくり
まず社協職員より「見守り活動」について、成り立ちや令和5年度の活動実績を説明しました。また、この数年の生活様式の変化により他者との距離感も大きく変わり、自宅周辺でのお元気な様子をお見掛けしても地域での活動にも参加していないなど、交流の場からも離れてしまっている方も多いことをお伝えし、令和6年度は<ひと声かけてコミュニケーション>ということで「挨拶」「声掛け」も心掛けていただけるようご協力のお願いをしました。
つづいて、地域包括支援センター赤平総括主査より「顔の見える地域づくり」として、周囲の方々の見守りや気づきにより目の行き届かない地域情報を共有いただいていることへの感謝と、昨年度事例など包括支援センターの訪問活動についてをご説明いただきました。
そして、青い森のほほえみプロデュース推進協会より、副会長中村そが様、会員大久保艶子様をお迎えし、「ほほえみのコツ~コミュニケーションの始めの一歩~」と題して研修をおこないました。
「ほほえみの7カ条」として、自分自身の気持ちを大切にすることや、相手への伝え方など少しのコツで、お互いが笑顔で気分のよいコミュニケーションがとれることを寸劇を交えて教えていただきました。実際に参加者のみなさんも体験し、マスク越しにもにっこりとした笑顔が見えるようになりました。
また、2007年青森県健康福祉部で「青い森のほほえみプロデュース事業」にて指導された高柳和江氏の著書「ほほえみ処方箋」をご寄付いただきました。老人福祉センターにて自由に閲覧できるように、ロビーへ置かせていただきます。
今回の研修後、参加者のみなさんへ修了証として【ほほえみプロデューサー】と書かれたカードが配布されました。これから地域での活動でみなさんの笑顔の輪が広がり、お互いに助け合い支えあうきっかけにしていただきたいと思います。