11月7日木曜日、六戸町老人福祉センター集会室にて開催しました。
まずは、職員より『生活支援パートナー』についての説明を行いました。
かつて隣同士でお互い様に声がけ助け合いがありましたが、今はなかなか…。
そうした地域の中で、ちょっとしたお手伝いが必要な方に一緒に活動してくれる『生活支援パートナー』を養成するための講座を開催しています。
高いところの窓拭きや草取り、お墓掃除など、1人では大変なことも誰かの手助けがあると出来る。そんなお手伝いの手を繋ぐための活動です。
続いて、六戸町地域包括支援センター辻浦次長より「いつもまでも住み慣れた地域で暮らし続けるために」と題し、六戸町の現状と支え合い活動についてお話しいただきました。
そして、「認知症への正しい理解」として六戸町キャラバン・メイト連絡協議会より、認知症の症状や家族の対応について、やりがちな例と対応の良い例を両方を実演していただきました。
ご家族だけではなくご近所の方でも今までと様子が違うな、気になるなという事がありましたら、町包括支援センター0176-27-6688へご相談ください。
休憩をはさんで、午後は三沢市社会福祉協議会 渡辺地域福祉課長、白銀主事より、『三沢市地域支え合い活動実践事例』について、平成29年度「三沢市地域きずな支え合い生活支援体制整備事業」としての始まり、現在の形に至るまでの経緯を踏まえ、どのような活動をおこなっているのかお話しいただきました。
住民目線での意見交換や、コロナ渦による研修、家族の理解など、利用継続するまでもたくさん乗り越えるべき問題があったそうですが、実際にサポートする方と活動する様子をみて、利用者さんの笑顔を久しぶりに見たとご家族も納得し、2年目の現在も利用されているとのことです。
講義の最後には、地域のお宝さがしとして、日頃の活動の中で自然に行われている支え合い活動を振り返って、各地区に持ち帰り共有していただく機会としました。10時から15時までの講義を終え、参加者の皆さまへ修了証をお渡ししました。