第29回六戸町社会福祉大会

11月24日(日)第29回六戸町社会福祉大会を開催しました。当日は町文化ホールへ168名のご参加ありがとうございました。

オープニングでは『鶴喰鶏舞』を披露して頂きました。鶏舞は踊念仏の一種で、主に青森県南部、岩手県で踊られ、各地域で曲調や舞は違えども、五穀豊穣、無病息災、家内安全を祈願する踊りです。『鶴喰鶏舞』は、鶴喰地区で継承されている舞いで、今から370年前ほどの寛永年間に代官であり存応が殺され、その霊を供養するために鶏舞を踊られたのが発祥と言われております。鶴喰鶏舞保存会では現在約30名で活動しておりますが、当日は子供たちがメインで踊ってくださいました。

会の方からは”子どもたちとは大人になった時に「町のこういった伝統があった。ここで地域のひと、そして仲間と練習してきた時があったと思いだし、大人になった時にいつでも地元に関われる、そんなきっかけとなる場所になってほしい。」そういった想いで一緒に練習してきました。少ない時間での練習でしたので、未熟なところが多々あるかもしれませんが、温かい目で見て頂ければ幸いです。”という言葉をお預かりしましたが、堂々とした舞に参加者から熱い拍手が送られました。

式典では福祉功労者への表彰を行いました。表彰者は下記のとおりです。（敬称省略、順不同）

式典後は『毎日がアルツハイマー』（監督・撮影関口祐加　制作2012年）の映画上映を行い、終了しました。運営に御協力いただいた民生委員のみなさんもありがとうございました。