令和6年度地域支え合い講座を六戸町就業改善センターにて行いました。

講師に特定非営利活動法人全国コミュニティライフサポートセンター(CLC)参事 橋本泰典氏を迎え、地域の支え合い活動と地域づくりについてお話しいただきました。

「2015年」団塊の世代が65歳以上に、そして「2025年」…皆75歳以上になり、「2035年」……皆85歳以上に。現実問題として現役世代が減少し、介護等が必要になる方が増えていきます。

超高齢社会と聞きますが、まさにその通り。ただ六戸町ではもちろん元気はつらつと活躍されている方も多く、果たして”現役世代”とは?と思うこともありますが、これから現状をそこまで維持できるのか。社会のつながり、フレイル予防、地域の繋がりで得られる安心や満足感。実際に参加者のみなさんにも考えてもらいました。

まずは、自分が関わっている地域の自慢のつどいや支え合いについて、そして地域の中で見えた聞こえた普段の支え合いについて、付箋1枚に思いついたことを1つ記入し、【地域づくりの木】にどんどん貼り付けていきました。

 

根っこは≪地域のプロ≫、幹は≪つなぐプロ≫、葉は《支援のプロ》。町内やご近所さんとの活動の他、お友達同士など集いの場がたくさんあるのが分かりますね。それぞれのグループでの内容について、最後に振り返りをおこないました。グループワークが盛り上がり、記入されていない項目もたくさんあったようです!

地域づくりのために「安否確認」「社会参加」などという難しい言葉ではなく、この一つ一つが【地域のいいところ=お宝】でお互いに健康寿命を長く過ごし元気に過ごす個々が集まって、安心して住みよい地域へつながっていくことを目で見て理解していただきました。