設置者・協力員・民生委員を対象に、福祉安心電話事業を通して、地域のネットワーク体制を構築し、ともに支え合い、助け合い、安心して暮らせる地域を目指すことを目的に開催しました。

午前中は社協職員・関係機関より説明を行い、午後は株式会社大塚製薬工場様による講話の時間を設け、最後は参加者のみなさんの交流の場としてビンゴ大会をおこないました。

関係機関説明として、①六戸消防署様「救急車要請について」救急要請は令和6年1月~12月475件、町の規模の割に多いそうです。そのうち82件は搬送にならなかったそうですが、なんと「深爪で痛い」「病院の診療時間に間に合わないので救急車で送ってほしい」といった”救急ではないケース”もあったとのこと…。119番通報の正しい利用をお願いします

②六戸駐在所様「特殊詐欺への対応について」”電話がかかってきて「今すぐに!」「お金が!」「個人情報を教えてください」と言うことは詐欺です!信頼できないので、電話を切ります!!とはっきりお話ししてください。”と注意喚起がありました。

③六戸町地域包括支援センター様「包括支援センターの役割について」介護・医療・保健・福祉などの高齢者を支える「総合相談窓口」についての案内や、町の介護予防事業の体操や教室の様子を写真で伝えていただきました。

④六戸町民生委員児童委員協議会様「民生委員の役割について」六戸町では28名の民生委員、2名の主任児童委員による活動の内容として、訪問や安心電話の協力員、福祉サービスの情報共有など、住民との信頼関係を構築し安心を与えられる間柄、笑顔で暮らせるような関係でいることをお話しくださいました。

午後は⑤株式会社大塚製薬工場様「冬の脱水症予防について」水分の取り方や、いざという時の気づきのポイントなどを実演で分かりやすく教えてくださった他、OS-1の使用のタイミングや飲み方などをスライドで説明し、参加者のみなさんへも提供してくださいました。

昼食の時間では老人福祉センターの掲示を見て行事の様子や作品についてお話したり、最後のビンゴ大会では前後の席の方と「ここもうリーチだよ!!!」「ビンゴ出ました!」と確認し合ったり、改めて設置者と協力員・民生委員が「顔の見える距離感」で日頃からお付き合いしている様子を感じることが出来ました。長時間にわたり、お疲れさまでした。

☆福祉安心電話とは、電話回線を利用し、ボタンを押すだけで24時間緊急を知らせることのできるシステムです。近隣住民や関係機関が連携し、日常の困りごとや病気・障害などによる不安を解消し、設置者が住み慣れた地域で安心して暮らせるよう支援していきます。
また、付属として熱を感知し自動で通報してくれる火災報知器も設置されます。

●設置対象:ひとり暮らし高齢者、高齢者世帯等
●設置費用:無 料
●必要な物:電話回線、固定電話※携帯電話では設置できません
●協力員:民生委員を含めた近隣住民4人