【地域座談会】※地域座談会とは…日常的に地域で支え合える仕組みづくりと、それを支える人材を育成することを目的に開催しています。

2月13日(水)南町(二)公民館にて、南町(一)・南町(二)地区を対象に行いました。チラシでの周知の他、民生委員や見守りサポーター、町内会役員、福祉体験サポーターなど日頃から地域の皆さんと携わる機会の多い方が誘い合って11名来てくださいました。
まず職員より六戸町の状況、介護保険サービスと地域福祉の関係変化について説明し、グループワークでは自分の周りや町内にあるつながりなどの「お宝探し」をおこないました。
日頃、自分自身がどのような活動をおこなっているかを記入してもらうと、どんどん机に付箋が並んでいきます。これまで地域支え合い講座や生活支援パートナー養成講座などこのグループワークを複数回おこなっている人が率先しているのかと思いきや、それぞれボランティアや趣味、日課などが充実していて積極的に活動しているようです。
次はひとつの活動に対して、『意識化』『意味づけ』をしました。
野菜をおすそ分け:元気かな?、顔を見たい、おしゃべりしよう、美味しいから食べてほしい、料理上手なんだよね~、前のあれもおいしかったなぁ(期待)🎵レシピ聞いてみようかな、これとこの野菜の組み合わせはどうなんだろう、今度育ててみようかな。あの人に聞いてみようかな。
料理をしておすそ分け:食べるのはそうでもないんだけどケーキを作るのは好き、せっかくもらった野菜あるから使おうかな、お礼がてら持って行こうかな~、こないだ話してたことの続きが…!!今日いるかな??
『安否確認』『情報共有』など漢字が並ぶと難しく考えてしまいますが、「野菜のおすそ分け」「お返し」という日常にありふれた行動に注目し、自分たちの言葉で置き換えてみるとたくさんの意見が出て書くのが間に合わないようです。
最後に、これまでにでた活動《お宝》を【地域づくりの木】にまとめ、お互いに共有しました。
南町(一)では見守り活動や散歩、地域のみなさんがお互いに声を掛け、サポートしている活動がありました。(小学校へ流し踊りの指導、スマホ・パソコン作業が苦手な人へ教える、高齢者のゴミ出しの代行や除雪のお手伝い)
南町(二)も趣味や個々の活動の他、秋まつりだけだはさみしいと『若者会」として第2土曜日公民館で集まって、地域交流を行っているそうです。「こうして持ち寄って集まってみんなで話して、いろんなストレス発散してるんだ(笑)」「次世代に繋ぐ目的だけど、若者が⦅若者?⦆になってきているので、もっと広い世代に参加してほしいな。」との声も。
隣り合う地域でも知らないことや学びがあり、お互いに気になる事を確認し合うなど今後更に発展していきそうな様子で終了することが出来ました。次は15日土曜日10時から六戸町老人福祉センターにて舘野・舘野団地地区を対象に開催します。