7月16日(水)六戸町老人福祉センターにて、住民相互の支え合い研修会を開催しました。
民生委員、見守りサポーター、福祉協力員(区長)、地域福祉に興味のある町民の方、28名が参加してくださいました。
六戸町社協から『見守りサポーター活動について』説明させていただきました。サポーターさんは民生委員と一緒に地域にお住いの一人暮らし高齢者や高齢者のみの世帯などの見守り活動を行ってくださっています。
挨拶や声がけ、集いの場での近況報告などでお困りごとや体調の変化などに『気づき』、社協や介護高齢課、福祉課へ『つなぎ』、状況によって専門機関と連携し、ひとりでも多くの人が住み慣れた地域で安心して暮らせるような地域づくりのための活動です。
六戸町役場福祉課 三浦主任保健師より、町の保健事業についてご説明いただきました。六戸学園での体験・学習教室や各地域での健康教室、講座、子育て支援・検診など赤ちゃんから高齢者までを対象に様々な事業を実施している様子を写真で見て、その対象と幅広さを改めて知ったようです。
また公認心理師・臨床心理士の瀧澤志穂氏を講師に招き、「聞き方上手になろう~傾聴から気づき学ぶ~」と講話いただきました。価値観や考え方の違う人間同士の会話について改めて気づきをもらい、相手の気持ちの受け取り方や、『聞く』と『聴く』の違いについてなどお話を伺うにあたってのポイントを学びました。
最後に、青森県社会福祉協議会 生活支援課 課長 木村亨氏より、生活困窮者自立支援事業について『生活にお困りごとを抱えている方の相談窓口について』県社協の取り組みや支援現場からみた地域の現状や課題、今求められていることについてご説明いただきました。
ひとりで悩みや困りごとを抱えている人、世帯の中で複数の課題があっても外からは見えにくい状態、自分自身ではその大変さに気づいていないなど、いろんな状況があると思います。周りの人が少しきっかけを作ることで、行政や専門機関につながりご本人の環境に変化が生まれるかもしれません。参加者の皆さんも「見守る」「つながる」「支え合う」ことの大切さを学びました。






