【六戸町身体障害者福祉会】の事務局として、六戸町社協から先日同行した報告です。

【六戸町身体障害者福祉会】は、「六戸町における身体障害者の福祉と厚生をはかる組織的活動を促進し、もって社会福祉の増進をはかること」とし、今回の研修会は「障害者の自立促進、社会活動への参加及び会員相互の交流と情報共有」を目的に開催しました。

昨年度は、津軽鉄道様の御協力のもと、自動昇降機の体験をしました。今までは車いす利用者は改札後の長い階段を職員の皆さんが4人がかりで介助してくださっていたそうですが、サポートの方の操作で椅子に座ったまま移動することができました。立佞武多の館もスロープをゆっくり進むことが出来、高齢者のみなさんでも壮大な技術を間近で感じることが出来ました。

今年度は「ニシメヤ・ダムレイクツアー」様、水陸両用バスの乗車体験でした。弘前市産直野市里様の津軽野菜のランチをいただいて、道の駅津軽白神へ。30℃まで気温があがったこの日。時間までゆとりがあったので、ソフトクリームを食べ終わったみなさんでこぎん刺しのパネルを前に記念撮影。

バスの乗降には段差の高い階段が5段ほどありますが、手すりもあり職員が上下から確認をしてくださるので安心してゆっくり進みます。陸上を往復で40分、水上20分、約1時間のコースになります。私は待機していましたが、さほど揺れることもなく、みなさん風を感じて、ダムの先の森林浴を楽しんできたそうです。

こうした社会経験が他の方々に伝わり、障害者だけではなく高齢者でも「出来ないことより出来る工夫がある社会」様々な経験をしていただきたいと思います。